熱い男を目指して

「熱さ」の魅力を探究する徒然なるブログです

目的と手段の逆転 上司と部下

  部下にも立場があり、考え方があります。

  上司には、それと同じ位、いや、責任を取る立場である以上、もっと大きな立場と考え方を持っています。

  その立場になるには、沢山の経験や実績が必要となるからです。

  上司も万能では無いので100%とは言えませんが、時に部下に対して「こうしたら良いのではないか」という「手段」の提示をする事があります。

  その時、部下の立場で欠落しやすい事が起こります。それは部下の考える「自分はこの方法でやりたい」という「手段」に固執する事です。

  仕事をこなす時、その「目的」は何でしょう。それは、「事を収める事」ではないでしょうか。

  上司も暇ではありません。効果の出にくい(見通しが立たない)「手段」の提示をする事は、皆無ではないでしょうか。

  最終的に責任を取るのは上司ですし、結果が出る事がわかる部下の「手段」を目の当たりににしたら、何も言わないと思います。

  わざわざ言うという事は、それなりに理由があるからです。

  最も賢いのは、言われたら、とりあえず試す事。そして、結果を客観的に見る事です。

  試してみなければ、永遠に気付くことは無く、部下として考えていた「手段」が全てでは無いとわかる事が出来ないのです。

  部下として持っている、自分の「手段」は、責任を負う立場になった時に、縦横無尽に使う事が出来る(助けてくれる人がいない分、プレッシャーが違いますが)のです。

  とにかく、「謙虚」というキーワードを大切にしていけば、しない時より、関係は好転しやすくなると思います。