握手のある関係
握手のある関係について考えてみた
ある本で読んだ事がある。掌(指先)には無数の神経が集中していて、握手をすると相手の脳に直接的に印象をつける事が出来る。
日常の職場で握手を求めてくる同僚、上司は、現在、過去の記憶を遡っても、数えるほどだった。恥ずかしさもあると考えたり、する必要などないとも思っているのかもしれない。
私の記憶では良い印象が残っていた。視点を変えてみると、何度も当選している政治家は握手を求めている光景を良く見かける。習っていた柔術でも、握手で始まり、握手で終わる。関係は、そんなに話をしていないのに、近く感じる事が出来ていた。
それが全てと言い切れるかは、よく分からないが、ある時から、オーバーアクションを入れたり、慣れて自然に握手をするようにした。
観察していき、私の思い違いかも知れないが、受けた相手の表情、対応に柔らかさが感じられるようになった。
人には、反射神経というものもある。もう少し、自分を使って試して行く価値があると感じている。