道無き道を進む時
仕事をしていてよく思う。
勝ったもの、結果が出たものがルールになる。王道となる。
成果が求めれる以上、当然の事だろう。
誰もやった事の無い領域を任された時、やり方にルールは無いと言っていい。アイディアを出し、他の人がやらない手法で我慢強くトライすると、結果が良いことが多い、違いが出るので可能性が高い事が分かっている。
一人でやる分には自分で責任を持てばいいのだが、複数で部下と同時進行でやる際には、勝手が違ってくる。
最も難しい局面は、オリジナリティがあり、前例が無い手法に対して、否定的な部下がいる時である。そういう人は道無き道を進む時に見えないレールを引く事に慣れていない。自分の中でも、その意見を完全否定するつもりは無いが、仮に上手くいったとしても、予想の範囲に近い成果しか望めないであろうと、感じてしまう。
時間は限られているし、予測の範囲のものを提供したとして、ライバル会社でも同じ事が出来るだろう。
業務の選択肢は、多数ある事は否定出来ないが、道無き道を進む時は特に、ビジョンを共有して、自分を(自分達を)信じて、逃げずに進むべき必要があると感じる。