人が唯一の存在を決める時と、その対象となり得る為のプロセス(決める側と決められる側の双方向の思考)
人は生物の一種です。繁殖を主とし、そこに進化した脳がもたらす知能(感情)を持つのが人になります。
実際に生物が誕生してから、成長していく過程において、生命を脅かされる危険は、非常に多くあります。
繁殖を常として考える時、重要とされるのは、子孫を守り切れるだけの能力とアイディアと覚悟があるかどうかにあります。
女性が相手を選ぶ時、感情等では無く、本質的に持ち合わせるものなのです。
あるパーティに出たとします。声をかけてくれる人、くれない人だけでも「能力」を見極められます。
それから、どういう手法で声をかけてきたかで「アイディア-柔軟性」を見極められます。
最後に、振られるかもしれないリスクを恐れず、告白する「覚悟」を見極められるのです。
人は複雑で一辺倒にはいかないとも言われますが。
生物である以上、絶対真理です。
「赤い糸」というのもあると私は信じています。
ただ、一つ思うのは、糸を切れずに掴めるのは、細い糸を知り、探し続け、それらしいと思った切れそうな糸を、覚悟を持って引ける人に限られるのだと思っています。
だから、一つ一つの行いに対しても「覚悟」を持ち、磨いて欲しいのです。
田坂 広志 先生との出会い
今年の一番の驚きは「田坂 広志 先生」に会えた事。
「Yutube」で知り衝撃を受け、努力して積極的に新しい事を始め、ブログ、Line、Twitterと自分を試しながら進み、「田坂塾」を知り、気がついたら、六本木ヒルズの「特別講話」の席に座っていました。私には、吉田松陰先生のように感じました。
直接にお会いし、驚く程の自然体でした。いつか、あの様な大きな存在になりたい、なるんだ思いました。
下記は私の好きな田坂先生の言葉です。
「過去は無い。未来も無い。あるのは、永遠に続く、いまだけだ。いまを生きよ。 いまを生き切れ。」
「死生観」狩猟時代には、自然にあった事が、文明の発展とともに、近くないものと錯覚する様になっていると感じました。
人が強くいる為の大前提を、常に意識していこうと決めました。
マネージメントに思う
マネージメント
「マネージャーの仕事=矛盾そのもの」なのだそうです。
売上を上げろ-残業させるな。もっと働かせろ-健康に気を付けて(労災対策)。質を上げろ-人を減らせ。
だから迷うのは当然で、生真面目な人ほど、どつぼにはまります。
色々感情面も言われるように思いますが、実は、本当の所は、回しているか、いないかの結果のみで、上から判断されるのです。それが本質です。
矛盾しているので、最適解の例などあるはずも無く、結局は、自分で決めた事(ビジョン、計画、リスク管理)にブレがない事が一番大切なのです。
どうにも間違えていたら、その人の味方が何処かでサインをくれます。その時、感謝を持って耳を傾け、少しだけバランスを取ればいいのです。
そんな事を書いているビジネス書は意外と少ないし、それに触れなくても、本が売れてしまうほど、明確な対処法らしき事が言えてしまうのです。
「首尾一貫」の覚悟を持つ事。そこで起きた事実や発言に責任を持つ事が、最も大切なのです。
大愚和尚のお言葉
私はYutubeを見させて頂き、涙が止まらなかった事がある。
それは、大愚和尚の動画で「クソ真面目で熱い男」というお話です。
このブログを始めるキッカケになり、そして、やれる事は、まだまだある。
そう思えたお話でした。
「中年になってから空手を始めた....」必死だった私は、正にその通りだったので、動画のこの一節が心に響き、染み渡りました。
家族を持ち、少し自分を失いかけている人がいたら、是非観て下さい。
一筋の光明が見出せるかもしれません。
「熱い男」 大愚和尚
https://m.youtube.com/watch?vl=ja&v=t5-PGtVxeYY
変化への閾値
変化への閾値
自分の目の前に、想像がつかない事が起きました。
環境があっという間に、変わりました。
今は、今の自分は、動揺を感じなくなっていました。
以前なら、「どうしよう?」となっていたはずなのに、何がそうしたのでしょう。
それは、物事の捉え方を変えたからに他はありません。
今は、たとえ小さくとも、巨大なものであったとしても、「変化する事は、当然であり、もしあったら、なんとかしよう、考えよう」となっているからです。
そして自ら動きさえすれば、良きにせよ、悪しきにせよ、何かのリアクションがあり、それを頼りにすれば、突破口が開き、解決に近づけると知っているからです。
さらに究極は、動かなくてもいい時もあり、その感覚も掴め始めています。たまに上手くいかない時もありますが...。
「事象には必ず原因があり、理由があり、解決策がある。まず必要なのは、自分自身を冷静に見つめられる心です。」
観る立場から、観られる立場へ、そして...。
先日、私が初めて受け持った以前(7年前)の部下と、過去、現在、未来について話をさせて頂いた。
当時、彼は「残業代が出ないからその時間は仕事をしない」「パワハラだ」「マニュアルが無い、不親切だ」と話していて、私も理想を持ち、彼らの側に立ち環境を良くすべく、時に言い合いになる位、私の上司や幹部に改善案を出し必死に行動した。しかし、あまり、彼等の望む結果を出す事が出来なかった。
そして、今、彼が上司になっている流れで、私が出来ていない事は棚に上げず認めた上で、もっと若い人に対し、上記の事(以前に言っていた事)に対する改善策や、結果、そして、準備を整える事(マニュアルを用意するなど)が出来ているのか聞いてみたところ、ほぼ、若い人を助ける、受け入れて、尊敬されうる、具体的な話や事実が出てくる事は無かった。
自分に降りかかってくる、その直前まで、人は、言う事とやる事に違う事が多い。想定して、準備して、やれている環境は、全国でどの位あるのだろう。
彼は、正に「言うは易しを体現してしまった」いや、今も当時の私と同じような現在進行形である事になる。
理想だけでは、事は起こらず、変わりもしない。環境、人を良く観察して理解し、個々人(上司も部下も)の利害を刺激して、巻き込み、事を目指す方向へ持っていかなければならない。
「ベストを意識し、現存しうる最高のベターを導く事を強く意識した行動を続ける」
理想の実現を考え、今、それを大切にしている。