人の心が動く時
超一流と言われる全国でも有数の方と近くにずっといる事が出来た。
その方に言われた言葉を今でも大切にしている。
それは、怒られた時に言われた言葉だ。
「お前は不器用なんだから、自分の目の前にある、やるべき事をきちんとやってればいいんだ。」という言葉だった。
大人になってから、こんな言われ方で叱られるのは、殆ど経験がなく。振り返ると中学の部活以来だった。
怒鳴り声の迫力と共に、私のウィークポイントの指摘、その中に何か優しさのような感覚も入り混じり、とにかくズドーンという衝撃が全身に走った事を覚えている。
それから、ずっと、こんな人になりたいと心から思っていた。
そして、最近、思っているだけではなれないと気づき。機会があれば、自分はなると思い、発言もするようになった。
本当に心からなりたいのだ。
その時は、いつ来るのだろうか、来ていても自分では気づかないのだろうか。
直球で直接に、尊敬の意思を伝えた時、「そう思ってくれるのは嬉しい事だ」と素直に返していただいた。
一度しかない人生なのだから、自分に衝撃を与えてくれた、憧れの人を目指し続けることに決め、一歩一歩進んでいる今日である。