年老いて仲の良い夫婦に憧れて
小学生の頃から、死ぬまで仲の良い夫婦に憧れていた。
こうすればそうなれるという法則を、ずっと探して来た。周囲の夫婦関係、世間一般の夫婦関係、動物の夫婦関係(交尾後に雄が食べれてしまう生き物もある)を見ても千差万別で、とても迷う事になった。
今、まだ現在進行系なので、また数年後に変わっているかもしれないが、こう考えている。
将来こうありたい(一緒に仲良くいたい)と強く願いつつ、今日、今この一瞬を大切に、真剣に過ごそう。よく結婚式で言われる言葉だが、感謝の気持ちを感じよう。
決して自分からこれぐらいやっているのだから感謝して欲しいというのではなく、気づいた相手の小さな行いに感謝の気持ちを感じ、その100倍位のイメージで感謝のお返しをしよう。
そうしていれば、気がついたら、それまで見えていなかった相手からの感謝の気持ちが見えるようになるのだから。
80歳の仲の良い夫婦がいたとしたら、79歳の最期の一日を、相手への感謝の気持ちで過ごし、翌日を迎えて80歳になっていると考えるようにした。
こうすれば、80歳まで仲良くいられるというのではなく、1日1日の連続の結果で80歳に至ったという解釈です。